つばめ返し(つばめがえし)とは?テニプリのトリプルカウンターの一つ

テニスの王子様には奇想天外な技がたくさん出てきますが、その先駆けとなった技をご存知でしょうか?

初めてその技を目にした時、「何この技!?」と度肝を抜かれた方も多いのでは?

数ある必殺技の中から、今回は【つばめ返し】についてご紹介します。

そうです! 【つばめ返し】こそ、テニスの王子様最初の必殺技なのです!

では、どんな技なのか紐解いていきましょう!

目次

つばめ返しとは?

【三種の返し技(トリプルカウンター)】の一つで、相手が打ったトップスピンショットに対し、スライスショットで超強力な回転をかけることにより、生み出される跳ねない打球です。相手コートに着弾後、地面すれすれで地を這うようにボールが進むため、どこに返球されるのかコースが読めたとしても、打ち返すのは極めて困難。

無回転の打球に対してもガットの上を滑らせ、自ら回転を生み出して使用することもできますが、本来の【つばめ返し】は相手の回転を利用したカウンター技のため、自ら生み出した回転だけでは回転が足りず、若干バウンドが高くなってしまいます。

アニメ版ではスライスショットに対し、超トップスピンショットで打ち返す【リバースつばめ返し】を繰り出していました。

つばめ返しが使える人は?

青春学園中等部三年生 不二周助

2月29日生まれ、身長167cm、体重53kg、血液型B型。

彼がテニスの王子様超必殺技の先駆者です。

部内では、部長である手塚国光に次いだ全国レベルの実力者。彼のテニスセンスは群を抜いており、【天才】と称され、他校からも注目を集めています。

【三種の返し技(トリプルカウンター)】を得意とし、シングルス・ダブルス偏りなく、どちらでもプレイが可能な有能選手。

連載当初から読者人気が高く、人気投票にて過去に三回一位を獲得している実力も人気もある人物です。

つばめ返しの進化系は鳳凰返し

鳳凰返し】は、【つばめ返し】の進化系カウンターショットです。

つばめ返し】同様、跳ねない打球ですが、【つばめ返し】よりも強力な回転がかかっているため、打球は遥か手前で落ち、返球がさらに困難に。

四天宝寺 白石戦「聖書VS天才」にて【鳳凰返し】を不二周助は繰り出しました。

つばめ返しが活躍した名シーン

地区大会決勝戦、不動峰 石田・櫻井ペアと対戦し、初披露された【つばめ返し】。

つねに微笑みを絶やさない不二周助ですが、【つばめ返し】を打ったとき、彼の顔に笑みはなく、鋭い瞳が開かれていました。試合を観戦していた選手たちから「奴は天才だ!」と評され、彼の名がより知れ渡った試合でもありました。

しかし、最強技だと思われていた【つばめ返し】ですが、なんと打ち返す相手が現れます。

六角 佐伯・樹ペアとの対戦で、無回転である「シンカー」を樹は繰り出し、【つばめ返し】を封じられてしまいます。しかし、【天才】である不二周助は諦めません。自身のラケット面を利用し、回転を与え、不二周助は【つばめ返し】を繰り出しますが、自ら作り出した回転だけでは回転数が足らず、若干ボールが浮いてしまい、樹はそれを見逃しませんでした。一度目はネットに掛かりますが、二度目には確実にネット内に返球してきたのです! 手に汗握る展開が繰り広げられる試合でした。

つばめ返しの魅力とは?

つばめ返し】を放つ不二周助のフォームも綺麗ですが、着弾後のボールの軌道も美しい。地面すれすれを鋭い回転で進んでいくボールは見ていて気持ちがいいほどです。

【天才】不二周助だからこそ、繰り出せる技。今後も【つばめ返し】は進化を遂げるかもしれません。

打てば決まる、超必殺技の【つばめ返し】。

テニスの王子様最初の超必殺技に相応しい技かもしれませんね!

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