氷の世界とは？
今回は氷の世界について解説します。こちらもテニスの王子様では必殺技に入る部類です。
文字だけ見るとどんな技か想像しにくいかもしれませんがこちらは相手の死角を的確に打つ技です。
ただ打つのではなく反応できないほどの完璧な死角を狙う、というところです。もはやこれだけでテニプリを少しでも読んだことのある人ならだれの技かわかると思いますが進めていきます。
氷の世界が使える人は？
「俺様の美技に酔いな」の跡部様ですね、氷帝学園の部長でやたらとお金持ちのお坊ちゃまですが実力は本物です。ジュニア選抜に参加した時にはその完璧なまでのオールラウンダーと言わせた実力うぃ見せつけたことが描写されていました。
個人的な意見ですが彼の武器は相手の死角や弱点を見抜く洞察力、インサイトにあります。高い身体能力があってこそですがこうしたところを踏まえると変にド派手な必殺技を使うキャラよりも現実味はあります。
氷の世界が活躍した名シーン
全国大会準々決勝での越前リョーマとの試合、開始早々「無我の境地」というこれまで戦ってきた相手の技を無意識に発動させることができる技で猛攻を仕掛けます。
しかし跡部様はさすがです。「その程度 素で出来んだよ！！」とリョーマが技を使い無意識下で放つ技をそのままコピーしたり、青学の天才不二の羆落としまでやってのける。リョーマが主人公のはずなのですが跡部様を応援したくなるさすがの魅力です。
リョーマはコピーの技で攻め続けていることにやがて跡部様は「もういい」ろといわんばかりに構えます。次の瞬間リョーマが一歩も動けない打球が放たれ驚きの表情を見せる。
誰がどう見ても返球不可能な球ではなさそうにみえるが・・・。
跡部様はインサイト（眼力）で相手の死角を狙うことで返せない球を打っているということが判明する。いや、さすがすぎてもう・・・としかいえません。
必殺技ぽい見た目としては無数の氷柱が跡部様には見えている、という描写があるくらいです。ここはさすがテニプリです。
氷の世界の魅力とは？
途中でも述べていますが、「とてつもなくできっこない」技というよりは現実にできそうな類の技と思えるところにやはり魅力を感じます。ただしできるとは一言もいっていませんのでそこははっきり言っておこうと思います。
確かに手塚ゾーンや手塚ファントム。羆落としなどができるのもかっこいいですが跡部様はド派手な必殺技に頼ることなく戦っている感じがしてお金持ちのお坊ちゃま、ではなく実力主義の氷帝学園を束ねる部長としてのかっこよさというものを感じずにはいられなません。
といっても実際には様々な美技を持っていますし主人公リョーマの無我の境地にも素で対応するほどなので例によって超人の域ですね。スーパー〇イヤ人に対して素の状態で渡り合うような感じです。
