108式波動球とは?

漫画の世界では、たびたび現実ではありえない場面が描かれることがありますよね?

漫画とは、フィクションを描いた作品が多いため、作者の好きなように描くことができる点はとても魅力的なことだと思います。

テニスの王子様でもありえない場面が描写されることがありますが、その中でもたびたびネタにされてしまい、現実ではほぼ考えられない技として、「108式波動球」と呼ばれる技があります。

目次

108式波動球とは?

108式波動球の説明をする前に、まずは「波動球」の説明をしたいと思います。

波動球とは、使用者の渾身の力を込めて放つフラットショットのことです。

波動球は、全部で108段階の威力にわけることができ、その中でも最高の威力を誇るショットが108式波動球に該当します。

108式波動球が使える人は?

この技を使用するのは、作中では四天宝寺中3年の石田銀のみです。

波動球が使用できる選手としては、以下の3名も挙げることができます。

 ①青春学園中等部3年 河村 隆

 ②不動峰中学校 2年 石田 鉄

 ③氷帝学園中等部2年 樺地 崇弘

以上の4名が使用する技であることから、作中でも屈指のパワー選手が使用していることがわかります。

108式波動球が活躍した名シーン

残念ながら、108式波動球を使用した試合は、テニスの王子様では描かれておりません。(続編にあたる「新テニスの王子様」ではある試合で描かれています。)

そのため、今回は波動球の名シーンに絞って紹介したいと思います。

名シーンとして紹介したいのは、全国大会準決勝のシングルス2の石田銀対河村の試合です。

この試合を挙げた理由は、作中において、パワー選手の代表ともいえる2名が波動球合戦を繰り広げ、バトル漫画さながらのシーンが多く描かれているためです。

一例を挙げますと、テニスの打球で人が飛ばされるというありえないシーンが多々あります。

そのため、ネタにされることの多い試合でもあります。

108式波動球の魅力とは?

108式波動球の魅力は、なんといってもその威力にあります。

他の3選手(河村・石田鉄・樺地)が使用する波動球は、石田銀の壱式波動球にも及ばない威力だといわれています。

「ワシの波動球は108式まであるぞ」はネット上でも連載当時は話題でした。

作中で描かれたシーンとしては、弐拾壱式波動球が最高であり、その際には選手が観客席の中央付近まで飛ばされました。その際の「0-15」という審判の判定も含めて、ネタ画像としてネットを賑わせました。

威力が半分以下の波動球であっても、そのような威力があるため、108式波動球ともなると、威力が凄すぎてどうなるのかが想像できません。

波動球については、たびたび登場する作中でも人気の技の1つであるため、興味がある方は調べてみたり、漫画を読んでみると面白いかと思います。

ちなみに、四天宝寺戦は石田VS河村の時点で、青学は1勝1敗で迎えており、後に続くのが手塚と主人公という組み合わせだったこともあり、「どう考えてもタカさん負けるでしょ」と思っていたら、予想外の結果となりました。

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