蜉蝣包み(かげろうづつみ)とは?第4の返し球フォースカウンター

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蜉蝣包み(かげろうづつみ)とは?

今回は不二先輩のカウンターにフォーカスします。

青春学園テニス部(以下、青学)の3年で越前リョーマに「強いというより上手い」と言わせ、部長の手塚には最高のライバルと言わせるほどの人物です。先に技について紹介すると

あらゆる回転をなくす(無回転にする)、無回転にして返すという言い方が適切かもしれません。

・・・???

やっぱり謎ですよ。つばめ返しでだいぶキツイんですよ不二先輩!ちなみに、習得方法は3球同時に返球する練習方法によってマスターしました。まぁ、新じゃリョーマやキンちゃんが10球返せるようになっているので、インフレの波はすごいですね。

この技は第四の返し球(フォースカウンター)に位置づけられる新たなカウンターとして披露された。沖縄県の比嘉中テニス部の平古場という選手が放つ大ハブを全くの無回転にして返球するという初登場シーンからもう衝撃でした。まぁ、その後活躍の場には恵まれないのですが。

蜉蝣包み(かげろうづつみ)が使える人

こんなことができる人がこの人以外にいますか、と個人的には思っています。不二先輩だけですね。天才キャラという位置づけ・・・ですよね、正直この作品のキャラほとんど。その中でもとてつもなくやばいです。

ほかの技についてはまたの機会にご紹介しますが簡単に言うと弾まず転がったり、相手コート一番奥から自分のところに球が戻ったり、スマッシュが無効化されたり、という感じです。テニスじゃなくてなんかそれこそ美技な印象です。

技もすごいのですが彼について何回も言いたいのが性格とか人柄の部分です。

特に作品前半のあたりではダブルスをよく組んでいた河村隆や弟の裕太のために試合に臨む際の描写はたまらないです。ファンにならないわけがない。

それでいて底知れぬ力を持つみたいな強キャラ感です。詳しくお伝えできればいいですが弟裕太のために怒り、相手を試合でぼっこぼこにしてみたり、河村先輩の血まみれラケットで相手を遊びながら完勝してみたり、こんな人がこの蜉蝣包みというすさまじい技を放ちます。

蜉蝣包み(かげろうづつみ)が活躍した名シーン

この技は沖縄比嘉中とのダブルスで活躍しました。

河村・不二ペアに対するは平古場・知念ペア。特に平古場のハブというこれまたなぜだ、といわざるを得ませんが蛇のようにグネグネ曲がる球で不二先輩がなんとか返すものの河村先輩は返球に苦戦。マッチポイントにまで追い詰められます。

とどめを刺すために平古場は必殺技の大ハブを繰り出します。

それまで打っていたハブとは比べものんあらないくらいの曲がり具合で不二・河村ペア万事休す、かとおもわれたが不二先輩が構えます。

ハブを見たことがない人にはなかなか伝わらないかもしれませんがこちら無回転となり返球されます。あまりの衝撃なのか蜻蛉包みの効果なのか、平古場はともかく知念が「打球が遠く感じる」と一言。

そんなわけあるかい、と言いたくなりますが大ハブでかなり消耗したらしく河村先輩も返すことができるくらいの威力になりそのまま青学の勝利となりました。

OVA限定となりますが、あの銀さんの波動球を蜻蛉包みで返すシーンもありました。いや、回転を無回転にして返す技だから、意味ないのでは?何のためにタカさんが手首を痛めてまで波動球を返したのかとwまぁ、天才だから仕方ないですね。

蜻蛉包み(かげろうづつみ)の魅力とは

この技の魅力というとやはり「あらゆる回転の無効化」です。不二先輩もともとスマッシュ効かない人なのでこの技まで入ると相手は普通のテニスしかできないので相手はたまったもんじゃないですね。

ちなみに、先輩のトリプルカウンターたちは、白石との対戦で再び息を吹き込んでもらい鳳凰返しや麒麟落としや白龍へとパワーアップを経験したのに対して、蜻蛉包み(かげろうづつみ)は特に息を吹き込んでもらえるずパワーアップはなしでした。

技の特性的に難しかったとはいえ、玄武包みや白虎包みとかは見てみたかったです。

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