トルネードスネイクとは?

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トルネードスネイクとは?

スネイクを必殺技とする青学2年生レギュラー海堂薫の新技。スネイク、ブーメランスネイクなどの応用技である。

様々なジャイロ回転があることから回転軸を微妙にずらすことで、数百種類もの違った軌道、スピード打つことのできる技。

全国大会の準々決勝、青学対氷帝戦のダブルス2、海堂・乾ペア対向日・日吉ペア戦で初披露された。

トルネードスネイクが使える人は?

この必殺技を使うのは、青学2年生レギュラー海堂薫。

トルネードスネイクが活躍した名シーン

全国大会の準々決勝、青学対氷帝戦。この両校は関東大会以来の再戦。シングルス3で敗れた青学は、ダブルス2の乾・海堂ペアに反撃を託す。

演武テニスの日吉、ムーンサルト殺法の向日もいきなり本気モードに。

乾のウォーターフォールという高速サービスで序盤は攻め立てるも、向日・日吉ペアは怒涛の攻めを見せる。かなりのハイペースで追い込まれる乾・海堂ペアだったが、短期決戦に見えて持久戦に持ち込んでいた青学ペア。大逆転劇に花を添えたのが、海堂の新技、トルネードスネイク。螺旋を描く、とんでもない技で氷帝との戦いをイーブンに戻した。

続く準決勝でも、海堂のトルネードスネイクが活躍する。

青学対四天宝寺。シングルス3で惜敗した天才不二周助。絶対に負けられないと息巻くのは、桃城・海堂ペア。それに相対するのは、お笑いテニスこと、金色・一氏ペア。このダブルス2の試合はテニスの王子様史上でも、もっとも珍しい試合となった。

お笑いでペースを持ち込む四天宝寺中ペアに対し、氷帝戦で見せたトルネードスネイクを海堂が放つ。それに対し、以外にもIQ200の金色は、海堂のトルネードスネイクを「この打球はバックスピンの上向きのマグナス力と進行方向に対して45度の入射角での
回転軸を持つ力との融合といえる。回転する事によりこの打球は空気抵抗をほとんど受けないといってもいい。その分他のストレートの打球よりも0.02秒速く到達する距離にして81.35064cm」と解説する。その解説から、トルネードスネイクがいかにすごい技であるかを感じ取れる名シーンだった。

トルネードスネイクの魅力とは?

今までのスネイクは返すこと自体はあまり難しくなく、体力を削るための必殺技だったが、このトルネードスネイクはまさに必殺技。ようやく手に入れた海堂の必殺技で、全国大会で海堂が活躍できたのもこの必殺技のおかげだろう。そういう意味でも、海堂に日の目を浴びさせることのできた技であるというところが、この技の最大の魅力だろう。

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