サムライドライブとは?

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サムライドライブとは?

サムライドライブ・・・コミックス最終巻を思い出します。こちら使用するのはテニスコートのネットのワイヤー部分といえば伝わりますでしょうか。そこをめがけて打球を放つ(???)ことでボールが真っ二つになって相手コートに行く技です。ラストともなればもうなにがなんだか・・・笑

今回はそんなサムライドライブについて書いていきます。

サムライドライブが使える人は?

サムライと冠する技名でなんとなく察する方もいるとは思いますがあえて紹介するとこちら主人公の越前リョーマの技です。

青春学園の1年生レギュラーでサムライ南次郎と呼ばれた元プロテニスプレイヤー、越前南次郎の息子です。単行本初期ですでに先輩レギュラーを倒す程の実力でしたが都大会、関東大会を経て青学には欠かせない存在になりました。

全国大会決勝戦での立海大幸村んとの試合で「テニスを楽しむこと」を思い出し天衣無縫の極み(ここではスーパーサイヤ人みたいなものととらえておいていただければ)にたどり着き試合終盤で新技として披露しました。

サムライドライブが活躍した名シーン

サムライドライブの説明はそのまま最終巻、最戦を語るようなものですがいわばリョーマが青学の柱になるとき、今こそそのときと部長の手塚からいわれる試合です。決勝戦のオーダーは手塚がシングルス2、リョーマがシングルス1というオーダーであったのでこの時点でもうなんとなくお察しの気もしますが舞台は最後の最後シングルス1です。

リョーマは序盤から全開で無我の境地を使い、これまで戦った強敵の技を駆使し攻めまくります。しかし幸村には通用せず悉く返球されてしまいます。そもそも返球すら難しい技の数々だったのでこの時点でびっくりでしたが、幸村のテニスが始まった、と真田が口にしたとき、リョーマの鼻から滴る血・・・。

五感を奪うという幸村の(謎の)テニスが始まります。こからはリョーマの回想とどんどん視覚・聴覚までも奪われていく絶望が描かれます。そんななかでもリョーマは必死にボールに食らいつきテニスをつ、試合を続けようとします。幸村がそんなリョーマを危険と判断した矢先、リョーマが謎の光に包まれます。

テニスを楽しむ、ということを思い出したとき、誰もが最初にテニスに出会ったころの気持ち・・・。そして直後の手塚「今こそ青学の柱になれ」という言葉にこたえるかのようにリョーマは天衣無縫の極みに到達しサムライドライブを放ちます。ネットのワイヤーにあてて、ボールを真っ二つに・・・。

四天宝寺中の遠山金太郎との勝負で見せた技です。こんなのありなのか、と思うところですが幸村もこれを返してしまいます。すごいです。この返球すらも割れたボールが一点に集まるところを狙ってリョーマが返し決着しますが、返せた幸村がお見事というだけで本来は二つに割れた時点で決着がついているはずです。返ってきた打球の一点を見極めてスマッシュで両方リターンをしてフィニッシュでした。この返す打球がV字になってるのがかっこいいです。

サムライドライブの魅力とは?

弾まないボールは正直見飽きるほどありますで技自体は「ふーん」となりますが天衣無縫の極みに到達したリョーマは髪がすこし逆立つというか結局スーパーサイ〇人的なあれがすきなだけですが雰囲気がまず魅力的です。

そしてこのサムライドライブの構えがサムライをイメージさせる恰好で父親の南次郎がリョーマの後ろにいるような(ここまでくると完全に某アニメみたくなりますが)最終巻、最終決戦にふさわしい技かなと思っています。

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