風林火山とは?

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風林火山とは?

王者立海大付属の副部長、皇帝真田弦一郎の必殺技。4つの異なるプレースタイルを高いレベルで自在に使い分ける。風林火山には、疾きこと風の如く・徐(しず)かなること林の如く・侵掠すること火の如く・動かざること山の如しという4つの技が存在する。

「風」は、居合道の応用によるもので、目にも留まらぬほど早いスイングと打球の速度を誇る。一方で、一度振り抜いた状態から元に戻すまでに打ち込まれた場合は連打することはできない。

 「林」は、ボールの回転を和らげることでどんな技巧も受け流すことができる。かつて柳は林に掛かった途端、その後はどんな技巧も通用せず受け流されたとのこと。

 「火」は、相手のラケットを弾き飛ばすほどの重い球による怒濤の攻撃を仕掛けるもので、グランドスマッシュが主砲。 かつて切原赤也はどんなに攻めても怒涛の火の攻撃でねじ伏せられたとのこと。

「山」は、何が起きようとも動じない鉄壁の防御を誇る。かつて跡部も鉄壁の山を崩すことができなかったとのこと。

風林火山が使える人は?

立海大付属の皇帝真田弦一郎。真田との戦いの中で、越前リョーマは無我の境地で風林火山の一部を使っていた。
風林火山が活躍した名シーン

風林火山が初披露されたのは、関東大会決勝青学対立海大付属のシングルス1。青学のスーパールーキー越前リョーマと対するのは、立海大付属の皇帝真田弦一郎。中学テニス界でもっとも強い男と言われた、真田弦一郎。

試合スタートから無我の境地を発動する越前リョーマに対し、皇帝真田弦一郎は、序盤から風林火山を発動する。風を発動するものの、無我の境地で反撃するリョーマは1ゲームを先取する。しかし、ここから真田の本領が発揮される。最初に見せた風よりも実際は3倍疾いという風を繰り出す。一気に逆転する皇帝真田弦一郎。

風が、一度振り抜いた状態から元に戻すまでに打ち込まれた場合は連打することはできないということを察知し、ドライブBを放つリョーマだったが、火で圧倒する皇帝真田弦一郎。その後、高笑いをし、「絶望と共に散るがいい!」と言い放つ。皇帝真田弦一郎の圧倒的な力を思い知る、名シーンだった。その後、越前リョーマは一瞬だけ無我の境地を使い、風林火山を風林火山にぶつけ、反撃をしたのであった。

なお、全国大会の決勝戦では手塚相手に使用し、火で手塚ゾーンを崩すほどの威力を発揮しました。そして、封印していた風林火陰山雷を披露します。

風林火山の魅力とは?

それぞれ相手の最も得意な闘い方で叩き潰しにくるという真っ向勝負が、皇帝真田弦一郎のテニス哲学で、そのテニス哲学が現れているのが風林火山の魅力である。

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