データテニスとは?テニプリ以外でも再現可能?

目次

データテニスとは?

データテニスは相手のデータを利用することで自分が有利な状態でプレーできるということです。

その準備段階として相手のデータ収集を行い、この状況で打ってくる球・コースなどを予測することで返球先に素早くポジション取りできるようにしています。

テニプリにしてみれば現実味を帯びているような気もしますがそんなことはないです。ちゃんと現実離れしています。最初こそ打つコースを確率で予測し、先回りくらいのものでしたが、だんだんとエスカレートしていきます。

ゲームカウントの予測やら相相手の好きな言葉、最終的には相手の次の発言内容を予測したりします。

データテニスが使える人は

・乾貞治

青春学園の3年で当初レギュラーNo.3 とされていたが、校内ランキング戦で越前、海堂にn敗れレギュラー落ちを経験する。そのあとはレギュラーのサポートをしながら練習メニューを組んだり乾汁の開発に力を入れる。

作品後半ではダブルスプレイヤーとして主に海堂とパートナーを組むこととなる。ランキング戦の敗戦を機にデータを予測できても体がついていかないことから自身が組み、、レギュラー陣に提示した練習メニューよりもさらに厳しいメニューをこなしていたことが判明、なんだかんだ言って陰で努力する姿がかっこいいキャラです。

・観月はじめ

聖ルドルフ学院3年、彼は相手の苦手コースを調べ上げて、対策を徹底するタイプのテニスをする。なぜかゲームカウントの予測ができる。

不二先輩との対戦では間違ったデータを取らされていたのと前の試合で弟の裕太に教えた技の危険さなどを無視するスタイルが彼を怒らせたのもあいまって惨敗。大逆転をされてしまいます。「最初の5ゲームはわざとだな」と悔しさをあらわにする一幕があった。いい人はいい人そうなのでその後も裕太には慕われているが兄である不二先輩とは微妙な雰囲気です。「弟が世話になったね」

・柳蓮二

立海大付属中の3年、その強さから幸村・真田とともにビッグ3と言われている。乾とは旧知の仲。彼に至っては打つコースはもちろん、乾の発言まで予測し、先回りするほどです。データテニスといっていいのかなにか違う能力な気がしますが知り合いの乾だからこそできているのだと無理やり納得させています。

・三津谷あくと

新テニスの王子様で登場しました。なんと柳にデータテニスを教えた人だそうです。データは武器にもなるということで、柳を圧倒します。味がきついあくと飯というご飯も作ってくれます。

データテニスが活躍した名シーン

もともと小学生の時にダブルスを組んでいた乾VS柳の試合が関東大会決勝で再現されました。お互いに(データテニスを教えた柳とそれを学んだ乾)データテニスの使い手、かつてのパートナー同士の試合がやはり白熱しました。「機は熟した・・・」と乾が言うのを予測して先に柳が乾へ。

連載当時データテニス強い、とか思ってしまいましたがまあこれは昔からの友人であれば・・・というところですね。実際は試合前半にデータテニスの応酬があります。

「左に打つ確率82%」「そしてお前はドロップショットを打って勝負に出る・・・」「・・・が、そうはさせない」など乾が読み切っているように思えたが、次第にダブルスを組んでいたころの回想に入り、5-4のまま決着がつかず柳が引っ越してそれ以来ダブルスは解消したことや当時乾柳ペアが小学生テニス界で名が知れていたことが描かれた。

回想の後、柳は乾の予測を予測して彼のデータテニスを根底からつぶしていく。乾は自棄になったのか持ち味の「データテニス」を捨てると宣言、これまで鍛えてきた成果だろうか彼の身体が自然に反応しチームメイトも驚くガッツを見せる。

しかしそれで上手くいくほど柳は甘くない。とうとう5-4で柳が勝利に王手をかける。「いくぞ貞治覚悟!」柳はハッとしたような表情を見せる。回想時に彼らが行っていた試合、決着がつかず5-4で中断しそれきりこの日まで試合をすることがなかった。あのときも5-4・・・乾はこの展開を狙っていた。

ここからは両者データを使わず当時決着がつかなかった試合の続きとなり結果乾の勝利、最後に乾は「勝率はお互いに50%」と声をかける。ここはデータから導き出したものではないように思いました。なんとなくですが。

データを捨てたと見せかけて、4年と2ヶ月と15日前の試合を再現する乾先輩はすごいですね。ちなみに、4年と2ヶ月と15日前はテニミュで歌にもなりました。なんでも歌にしますね。

データテニスの魅力

データテニスは内容はともかくテニプリの中では「できそう(できるとは言っていない)」と思える数少ない現実的な技であること、事前の下調べが大変ですが使えたらかっこいいな、という知的なかっこよさといいますか、そういうところが魅力だと思います。よく知る友達同士でテニスをするならあるいは使えるのでは・・・とか当時かんがえていたことを思い出しました。

この記事を書いた人

目次
閉じる