「レーザービーム」という言葉をご存じでしょうか?
レーザービームとは、レーザー発振器から作られる人工的な光線のことなのですが、じつはスポーツで例として表現されることがあります。
主に使用されるスポーツとしては野球で、強肩の外野手が送球する際に表現されます。
テニスの王子様でも、「レーザービーム」と表現される一撃必殺ショットが存在しますので、この記事ではそのショットについて説明したいと思います。
レーザービームとは?
レーザービームの説明は前述しましたので、ここでは一撃必殺ショットである点に絞って説明します。
この技は、レーザー光線のような速い球速で、テニスコートのベースライン(サーブする位置)からコート上の隙間を射抜くショットです。
レーザービームが使える人は?
この技を主に使用するのは、立海大付属中学校3年の柳生比呂士という選手です。
彼は、その言動と立ち振る舞いから「紳士(ジェントルマン)」と呼ばれており、普段は模範生として生活しています。
しかし、テニスの試合となると冷徹で容赦なく、常に落ち着いており、試合中はポーカーフェイスを貫いています。
また、この技については、以下の2名も使用することができます。
①立海大付属中学校3年 仁王 雅治
②青春学園中等部 2年 海堂 薫
以上3名の顔ぶれを確認すると、どの選手もそれなりのテクニックを有する選手が使用していることがわかりますね。
ちなみに、使用者によって若干球速に差があり、作中で最速を誇るのは、やはり本家ともいえる柳生のレーザービームとなります。
レーザービームが活躍した名シーン
名シーンとして紹介したいのは、関東大会決勝のダブルス1の柳生・仁王対大石・菊丸の試合です。
この試合を挙げた理由は、調子を上げてきた相手ペアに対して、絶望に陥れる一撃必殺ショットとして描かれているためです。
まさに、立海大付属中学校のレギュラー陣の圧倒的な実力が紹介された一幕といえるでしょう。
レーザービームの魅力とは?
レーザービームの魅力としては、記事中に何度も表現していますが、一撃必殺ショットである点が挙げられるでしょう。
例えば、劣勢に立たされていたとしても、このショットを放つことで、一気に形勢逆転を狙うことだってできます。
また、作中と同様に相手チームに向いている流れを止め、自分のチームに流れを持ってくるようにすることも可能です。
今回紹介した事例に限らず、様々な場面で活躍する技であるため、一撃必殺ショットの持つ潜在能力は高いと実感することができます。
ちなみに、レーザービームはキャラソンとしてもCDが出ており、立海大の皆様が歌っております。