スポーツを題材にした漫画でよく登場するキャラクターとして、自分の頭脳を駆使して実力を発揮する選手がいます。
テニスの王子様も例外ではなく、頭脳プレーを得意としたキャラクターは何名か登場します。
その1人である「乾貞治」について、本記事では紹介していきます。
乾貞治(いぬい さだはる)とは?
<基本プロフィール>
・学年 :青春学園中等部3年
・身長 :185cm
・体重 :62kg
・利き腕:右
持ち前の頭脳を活かし、部内ではマネージャーや参謀として活躍する一面もあり、部員の練習メニューを考案するなど、裏方としても大活躍している人物です。
テニスの腕前についても、主人公である越前リョーマが入学する前までは、部内で3番目に強い実力の持ち主であったことが、作中で判明しています。
乾貞治(いぬい さだはる)の強さは?
その頭脳を活かしたデータテニスが、乾の強さです。
データテニスとは、相手の行動パターンを収集・分析し、球種やコースを事前に予測することで、無駄のないテニスをおこなう戦術となります。
相手選手にとっては、常に予測された状態で試合をおこなうことになるため、不利な状況でプレーすることになりますから、データテニスは脅威であるといえるでしょう。
ちなみに、乾の必殺技はウォーターフォールという最速212km/mの超高速サーブしかありません。
しかし、この唯一ともいえる必殺技がとても強力で、打ち返せる相手があまりいないため、ほぼ確実にポイントを稼ぐことができる技となります。
乾貞治(いぬい さだはる)の名シーン
名シーンとして紹介したいのは、関東大会決勝のシングルス3の乾対柳の試合です。
この試合を挙げた理由は、乾にデータテニスを教えた師匠とも言える存在である柳とのデータテニス合戦が披露されているためです。
作中屈指のデータテニスを得意とする選手同士であるため、とても見ごたえがあります。
乾貞治(いぬい さだはる)の魅力とは?
前述したとおり、乾の最大の魅力は、データテニスを駆使したプレースタイルでしょう。
常に相手より有利な立場で試合をすることができるため、精神的に優位になることはとても大きいです。
また、乾といえば、忘れてはいけないのが乾汁の存在です。
乾汁とは、トレーニングをおこなう際の栄養補給用として製作したオリジナルドリンクのことを指します。
このドリンクの特徴は、とてつもなく不味いため、よく罰ゲームとして使用されます。
乾汁の種類はいろいろありますので、どんなものがあるのか、そして誰が飲んだのかについては、原作をチェックしてみてください。